永山小学校のおおぞら学級で実施したワークショップのことを記しておきます。2005年11月、姉のYukoが知的障害児学級で「風」を描くワークショップを行いました。
このワークショップは取手アートプロジェクトで学校へのアーティスト派遣の授業として、Yukoが小学校の中学年ぐらいまでの児童を対象に提案したものです。学校へ募集をかけると、永山小学校のおおぞら学級が手をあげて下さいました。
風を体で感じ、ろうそくのろうで巨大な紙に風を描き、数種類の青で空を描きました。ほうきに絵具をつけて、手で、足で、体で、塗りました。そして、風に舞う落ち葉を塗りました。
TAP会期中は藤代庁舎のロビーに展示されていて、とっても素敵だったんですよ。機会があったらいろんなところで展示したいぐらいです。
イギリス人の作家Cornelia Parkerという人の作品を参考にしたらしいんですが、ちゃんと取手の作品になってました。
Yuko本人、15歳まで取手で育って、母校での授業ということもあり、思い入れもあったと思います。お天気がドヨンとしたイギリスにいるからなのか、自分も取手の冬の抜けるような青空と冷たい風がやけに懐かしかったのを覚えています。
私もこれを機会におおぞらの子ども達とそして先生はじめ、障害児を持つお母さんたちと知り合うことができました。
このときの体験を子ども達にどんなだったか聞いてみたいな。
このワークショップは「風」でしたが、本人は今「水」を描いてます。最新作は、赤い水でした。
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